発泡ウレタンの金型の保護方法をわかりやすく解説
- ガードピール・塗装ブースガード編集部

- 7月23日
- 読了時間: 4分

発泡ウレタンの成形に用いる金型を汚れや錆、傷などから守る方法を解説します。
目次
そもそも発泡ウレタンとは?

発泡ウレタンとは、ポリウレタン樹脂に炭酸ガスなどの発泡剤を加えて発泡させ、固化させたものです。樹脂の中に無数の気泡があるため、スポンジやフォームのような見た目です。
軽量で、断熱性やクッション性・復元性、吸音・防振性、加工性に優れているなどの長所があります。
ウレタンフォームの種類

ウレタンフォームは、性質や発泡方法によりさまざまな種類があります。
軟質ウレタンフォーム
軟質ウレタンフォームは、軽量でスポンジ状で柔らかく、クッション性に優れます。家具や寝具、自動車の座席などに使います。
硬質ウレタンフォーム
硬質ウレタンフォームは、軟質ウレタンフォームに比べ、剛性が高く、断熱性に優れています。建物や冷蔵庫の断熱材、パイプの被覆などに使います。
半硬質ウレタンフォーム
半硬質ウレタンフォームは、軟質と硬質の間のもので、適度な弾力性と強度を持ちます。自動車のハンドルやダッシュボードなどに使用されています。
ウレタンフォームの成形方法

ウレタンフォームの成形方法には、主にスラブ成形、注入成形、スプレー発泡、モールド成形などがあります。
スラブ成形
スラブ成形は、工場内の連続発泡ラインで行う方法です。発泡したブロックを、さまざまな形状にカットして使います。各種クッションなどに使われます。
注入成形
注入成形は、工場内の設備で行う方法です。鋼板などの表面材と枠材を加圧プレスのなかで組み立て、その内部の空間にポリウレタンの原液を注入し、発泡させます。冷蔵庫などに使われます。
スプレー発泡
スプレー発泡は、工場ではなく、現場でスプレーを使い、直接吹き付けて発泡させる方法です。材料の合わせ目がなく、工期の短縮やコストの低減を図れます。各種タンクやマンション、低温倉庫、冷蔵倉庫などの施工で使われます。
モールド成形
モールド成形は、金型で成形する方法です。ある程度複雑な形状も製造可能で、大量生産に適しています。自動車の座席や特殊な建材、靴底などに使われています。
ただし金型には、保管時に保護を怠ると、錆や汚れ、傷などが付く恐れがあるというデメリットもあります。
ウレタンフォーム成形金型の保護方法
ウレタンフォームの成形に用いる金型を保管する際、保護しないと錆や汚れ、傷などにより、劣化が進んでしまう恐れがあります。保護の方法として以下のようなものがあります。
保護方法 | 保護期間 | 除去性 | 成形への影響 | 特徴など |
油性防錆剤 | 長期 | 要脱脂洗浄剤 | 大 | 長期保管や過酷な環境に適している。使用前にシンナー等での洗浄が必要 |
ワックス系防錆剤 | 中~長期 | 溶剤洗浄または、数回の捨て打ち | 中 | 油性より洗浄の手間は少ないが、保護期間は短い |
水性防錆剤 | 短期 | 水洗可 | 小 | 環境負荷が小さく火気厳禁の環境に適している。保護力は弱い |
気化性防錆剤(VCI) | 短期 | 洗浄不要 | 小 | 密閉保管が必要。長期保管には適さない |
三協化学ストリッパブルペイント「ガードピール」 | 長期 | 洗浄不要(膜を剥がすだけ) | 小 | ゴム上高分子樹脂で柔軟・水を遮断。塗膜を剥がした後は保護成分は残らない |
上記の表のように、金型の保護には三協化学の「ガードピール」がおすすめです。金型を保護することができれば、金型の寿命が伸び、コストダウンにもつながります。
ガードピールとは?メリットは?
ガードピールとは、三協化学のストリッパブルペイント(剥がせる塗料)です。スプレーや刷毛、ローラーなどで塗ることができます。屋内保管だけでなく、屋外保管でも問題なくお使いいただけます。
乾くとゴムのような弾力を持ち、対象物に密着し、錆や汚れ、傷などから守ります。
ガードピールは、ゴムのような弾力を持つため、簡単に剥がすことができます。
ガードピールのメリットを以下の通り、簡潔にまとめました。
使用後は塗膜を剥がすだけで清掃完了
離型を補助し、セメント付着の軽減にも寄与
錆防止で金型の美観・精度を維持
施工業者の金型保管、管理の負担軽減
大型金型の寿命延長でコストダウン
メーカーサイトの製品ページはこちら。
ガードピールについてのお問い合わせや、ご購入希望は下のバナーからお願いいたします。





コメント